自宅でのご死去が増えております。寒暖差にご注意ください
2022/01/23
最近特に、自宅で急にお亡くなりになる方が増えています。
自宅での急逝は残されたご家族にとっても大変で、準備のまもなく葬儀のことを考えなくてはなりません。
日本法医学界の調査報告でも明らかなように、自宅における死亡の多くがお風呂です。
温かいリビングから、寒い脱衣所やお風呂に向かうと急な血圧の変化で亡くなるようです。
対策は、
①お風呂に入るときは同居人に声をかけてから入る。
②脱衣所にセラミックヒーターなどをおいて暖かくしておく。
③心臓に遠いところからかけ湯をして、いきなり湯船に浸からない。
などが考えられます。
さっきまで元気だった家族の突然の死は、残された方に大変なショックになります。
お葬式をしっかり行っても後悔はなかなか拭い去れません。
特に、かかりつけ医のいない場合は自宅で死亡すると多くの場合、地域の警察に対処を委ねて、死亡前後の事情聴取などが行われます。心身ともに大変な負担を強いられます。
家族葬の天翔でも、年間数十件の自宅死亡の葬儀を依頼されます。
対策を取っていれば救われた命もあったことでしょう。
なにかあったときの葬儀社ですが、なにもないのが一番です。
本格的に寒い冬の到来ですので、皆様ご自愛ください。
家族葬の天翔 大西敬行