家族葬・直葬で後悔した——正直に伝えます、リスクのこと。| 家族葬の天翔
2026/04/01
ダイヤモンド・オンラインに、こんな記事が掲載されました。
「普通の葬儀にすればよかった」50代長男の悲劇…人気の家族葬・直葬で大後悔する「4つのトラブル」 (ダイヤモンド・オンライン 2026年4月1日) → 記事を読む
記事を読んで、家族葬専門の葬儀社として頷くことが多かったので、思うところを書いてみました。
お母さんの希望を守ろうとした息子の話
四国で一人暮らしをしていたお母さんが、大腸がんで亡くなりました。
闘病でやせ細ったお母さんは、生前に「こんな姿は誰にも見せたくない。直葬でいい」と話していました。その言葉を大切にした息子兄弟は、家族8人だけで静かに見送ります。
でも、火葬の翌日から電話が鳴り始めました。
「なぜ知らせてくれなかったのか」「お別れもさせてもらえないとはどういうことか」「先祖代々のやり方を無視するつもりか」——親族、近所、婦人会。息子さんは2週間の休暇を取って事情を説明して回り、それでも「葬儀をやり直すべきだ」という声がやまず、結局もう一度、葬儀をすることになりました。
「母の意志を守ろうとした結果、2度葬儀をすることになってしまいました」
この話を読んで、胸が痛くなりました。
家族葬・直葬で起きやすい「4つのトラブル」
記事では、葬儀専門家への取材をもとに、よくあるトラブルが整理されています。
① 呼ばれなかった親族・友人からの不満
「なぜ声をかけてくれなかったのか」という気持ちは、本人が亡くなった後にぶつかる先がありません。それが怒りになることがあります。
② 菩提寺への未連絡による、戒名・納骨の拒否
事前に連絡せずに葬儀を終えると、戒名をいただけなかったり、お墓への納骨を断られるケースがあります。
③ 地域コミュニティとの関係悪化
特に地方では、葬儀が「家と家のつながりを示す儀式」という意味を持つ地域が今も多くあります。都市部と同じ感覚で判断すると、思わぬ摩擦が生まれます。
④ 後日の弔問ラッシュへの対応
お別れの場がなかった分、後日、自宅への弔問が集中することがあります。
天翔として、正直にお伝えしたいこと
私たちは家族葬を、現代における最善のお見送りの形として事業を営んでいます。
「家族だけで、静かに、本当の意味でのお別れを」——この考えは変わりません。実際に、多くのご家族からご満足の声をいただいています。
ただ、それはすべての家庭に無条件に当てはまる、万能の答えではありません。
記事にあるように、新型コロナウイルス禍での「密を避ける」選択が習慣化した側面もあるなかで、家族葬・直葬は急速に広まりました。しかし、その広まりとともに、家族葬・直葬をめぐる親族・近隣とのトラブルが増えている という声も、現場には届いています。
お母さんは「直葬でいい」とおっしゃった。息子さんはその言葉を守ろうとした。どちらも間違っていません。
ただ、「故人の希望」と「残された人の気持ち」は、ときにすれ違います。その両方をどう受け止めるか——それが、葬儀という場の難しさであり、私たちが相談窓口として存在する理由でもあります。
事前に確認しておきたいこと
記事では、トラブルを防ぐための工夫として次の4点が挙げられています。
① 故人の希望を「書面」で残しておく 口頭での意思は、後から「そんなことは聞いていない」と否定されやすくなります。
② 菩提寺や地域の慣習を生前に確認しておく 特に地方に実家がある場合、地域の葬儀文化を事前に把握しておくことが大切です。
③ 「後日のお別れの場」を設ける しのぶ会や茶話会を設けることで、参列できなかった方々への配慮になります。
④ 家族だけで決め込まない 近しい親族にひと声かけながら進めることで、後からの感情的な反発を減らすことができます。
「ちょっと聞いてみたい」で十分です
私たち家族葬の天翔は、24時間・365日、ご相談をお受けしています。
「まだ決めていないけれど、少し心配なことがある」
「実家の親の話なのでよくわからない」
——そんな段階でも、お気軽にお電話ください。
良いことだけでなく、こういうリスクもある。そのことを正直にお伝えできる葬儀社でありたいと思っています。
家族葬の天翔 📞 0120-303-261(24時間・365日)
▼ 参考記事 「普通の葬儀にすればよかった」50代長男の悲劇…人気の家族葬・直葬で大後悔する「4つのトラブル」 ダイヤモンド・オンライン(2026年4月1日、著:岩田いく実) https://diamond.jp/articles/-/386987
