エンゼルケアとラストメイクの違い
2026/03/04
エンゼルケアとラストメイクの違い|納棺師が整える最期のお顔
エンゼルケアとラストメイク、その大切な違い
大切な人を亡くした直後は、深い悲しみとともに「これから何をすればいいのか」という不安が、じわりと押し寄せてくるものです。
病院から「エンゼルケアをします」と告げられ、その後、家族の希望があれば、お通夜の前に納棺師が「ラストメイク(お化粧)」を行う――。
「どちらも同じようなものでは?」と思われるかもしれません。 でも実は、この二つには、ご遺族が気持ちを整理するうえでとても大切な「役割の違い」があるのです。
病院でのケアは「旅立ちの準備」
病院でのケアは、医療の視点から行われるものです。 長い闘病を終えた故人の体を清潔にし、できるだけ変化が起きないよう、専門的な処置を施します。病院から自宅や安置室へ移るための、最初の大切なステップです。
一方、納棺師が行うラストメイクは、「生前のお顔に近づける、最後の仕上げ」です。
男性なら、ひげをきれいに剃り、顔色を自然に整えます。ご希望があれば、旅立ちの装束(天翔では無料)や、お気に入りの服装にお着替えすることもできます。
女性なら、熟練の技でお化粧を施し、穏やかな表情に仕上げます。旅装束や着物、お気に入りの洋服にお着替えすることも、もちろん可能です。
「いつものお父さんみたいだ」
「お母さん、笑ってるみたいだね」
最後に顔を合わせたとき、そう感じてもらえるお姿と表情に整えること。それが、私たちの役割です。
プロだからこそ、できることがある
正直に言うと、病院でのケアは担当者の経験によって、仕上がりに差が出ることがあります。 傷口から血がにじんでしまったり、お口や目が開いたまま、肌が乾燥した状態になってしまったり。そういったことも、現実としてあります。
葬儀社の納棺師は、お見送りの専門家です。 体の状態をしっかり把握したうえで、葬儀のときまで穏やかなお顔が保たれるよう、丁寧に整えます。まるで静かに眠っているような、柔らかく穏やかな表情に戻すことができます。
一緒に過ごす時間が、心の整理になる
もう一つ、大きな違いがあります。 それは、ご家族が立ち会えるかどうかという点です。
病院でのケアは、慌ただしい状況の中で速やかに行われることがほとんどです。 しかし天翔のラストメイクは、ご家族のペースに合わせて、ゆっくりとお別れの時間をつくります。
少しずつ、顔に赤みが戻っていく様子。
やつれていた顔が、ふっくらと穏やかに整っていく様子。
生前の懐かしいお顔に、だんだんと戻っていく。 その過程を、家族みんなで静かに見守る時間です。
ともに過ごすことで、「最期に、できるだけのことはしてあげられた」という実感が生まれ、不思議と気持ちが落ち着いてくるものです。この「納得感」こそが、その後の葬儀を前向きな気持ちで迎えるための、大切な一歩になります。
穏やかな日常に戻るために
私たちは、葬儀をただの「お別れの儀式」とは考えていません。
不安な気持ちを安心へとかえて、残されたご家族がまた穏やかな日常へと戻っていくための、大切な時間だと思っています。
葬儀の流れやお体の処置について、少しでも気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。 前もって知っておくだけで、いざというときの安心が、きっと違います。
[家族葬の天翔・資料請求は0120-303-261まで]
「こんなこと聞いてもいいのかな」という些細な疑問でも、丁寧にお答えします。 家族葬の天翔は、いつでもあなたの隣に寄り添えるパートナーでありたいと、願っています。

